[万年筆INK] ペリカン エーデルシュタイン タンザナイト

みかん

色彩雫の深海を気持ち暗くしたような濃紺
神戸インク物語の加納町ミッドナイトを思わせる紫みの夜
セーラーのブルーブラックのようなブルーグレーの趣

タンザナイト - ボトルと

※特にことわりのない限り、当記事で使用している紙はすべてトモエリバーです。

紫が消えてマットに褪せる

書いた直後は紫を帯びた濃紺。ほどなくして紫みがすっと消え、マットに褪せてくすむ
そんな印象のインクです。

 タンザナイト - 紫すっと消えマット褪せ
▲あ、「褪」の字、間違ってる

「一体どこがマットなんだ?」って、思いますよね。濃淡もあるし。
でも何だろう、紫が後退する際にべたーっと青1色になる感じがするんですよね。

上の写真は#3776センチュリー(F)で書きました。
フローが良いのかするすると書けますが、逆にするする「すべる」ような感覚もあります。

タンザナイト - 細字3色比較

こちらのタンザナイトは確かセレモ(F)で書いたんだったかな。細字での比較です。
細字で書いた文字は、青みといい褪せ具合といい、色彩雫の深海に似ているかな。

そもそもはペリカンのM400で使うという大義名分のもと購入したインクでした。

タンザナイト - M400で365デイズノート
▲365デイズノートにて

個人的には褪せる前のくっきりした濃紺色のほうが好きかなぁ。
褪せた渋い色というのは割と好きで、深海なんかはまさに「褪せるからこそ良い!」と思えるんですが、エーデルシュタインのこのインクに関してはなぜか「褪せないで…」と願ってしまう。書いた直後で時が止まってくれと。

なので現状は、ガラスペン要員として楽しもうかな。
ガラスペンでインクがたっぷりしたたるように書いた時の色はたまらなくきれいで好きです。それだけに、くすむとがっかりしてしまう。

タンザナイト - 乾く前が好きらしい

似た色で比較

タンザナイト - 帯4色比較
▲王蟲に囲まれたナウ◯カみたいになった(笑)

タンザナイト - クロワッサン5色比較
▲ガラスペンで(おまけでエルバンのナイトブルーも)

この写真だと、深海と加納町ミッドナイトの間くらいの紺といった感じ。うん、美しい。
セーラーのブルーブラックの緑味が際立ちます。たまらん。

エルバンのナイトブルーは、乾くとマットになるという点で似てると思ったんですが、こうして並べてみると全然似てなかったですね。

ちなみに加納町ミッドナイトは粘度が高いからかガラスペンで書く時のとろとろ感がすごい。濃厚なベタ塗りの夜闇。写真から伝わりますでしょうか?ペン先にからみつくように途切れないので、太い筆記線になってます。濃淡がなくマットなので、濃ゆ〜くはっきりくっきり書きたい時に良いです。

下は#3776センチュリー(F)で書いたセーラーのブルーブラックとタンザナイト。いずれも書きやすし。

 タンザナイト - セーラーBB - ブルゴーニュ細字で

暗めの落ち着いたブルーブラック系でほんのり紫みが欲しい、その時はタンザナイトを動員しようと思います。


パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-SNK シンカイ
Posted with Amakuri
パイロットコーポレーション

▼セーラーの新ボトル。

以上。


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