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[読書] シャーロック・ホームズ&イレギュラーズ〈1〉消されたサーカスの男

ベーカー街非正規隊(呼び方はさまざま)の少年たちが活躍するお話。子ども向け。

サーカスの綱渡りで落下事故が発生。しかし、当然ながら事故のわけもなく事件の匂いがぷんぷん。

あまりスポットを浴びることのない(少なくとも私の知る範囲で)彼らが主役ってことで期待したんですが、期待し過ぎたのか、満足度はそこそこ。子ども向けだろうと、大人の自分でも楽しめることを大いに期待して読みますよ。(むしろ精神年齢は子どもだからちょうどいいか)

以下、感想と呼ぶのすらはばかられる「もっとこうならよかったのにぃ〜」と書き散らしただけの駄文です(゜-゜)


ざっくり感想(ネタバレなし)

まずこのカタカナだらけのタイトル、「シャーロック・ホームズ&イレギュラーズ」云々。長くて見た目のバランスがよくないと思う。
「ホームズ」の名前が入っているのはまあ分かりやすいのでいいんですけど、それなら「イレギュラーズ」の部分を日本語にして欲しかったです。非正規隊とか遊撃隊とか少年団とか、いろいろあるじゃないですか、いろいろ。もしくは「ホームズ」を取り払って「ベーカー街」を入れるとか。

とはいえ以下「イレギュラーズ」と表記します。

ウィギンズより目立つオジー  オジーって誰

お話のほうは、リーダー格のウィギンズ隊長よりオジーの活躍のほうが目立っていた点が不満!
ウィギンズをさしおいてですよ、正典にも登場したウィギンズを。イレギュラーズのメンバーですらなかった新参者オジーが。

オジーってば表紙でもウィギンズより前にいますしですね。

シャーロック・ホームズ&イレギュラーズ〈1〉消されたサーカスの男
▲手前の帽子の子がオジー、裸足の子がウィギンズ

いや、だからつまりはそういうことなんでしょうけど、イレギュラーズのレギュラーじゃなくて、突如現れた謎の少年が注目をかっさらうなんてそんなの!まずウィギンズありきではないのか!第1巻なのに!

オジーがきらいなわけではないんだ。色白で体が弱く、教養があり読み書きもできる、わけありな子。いたっていい子。彼なしでは物語が進まない。

だがしかし、私はわんぱくを求めていたのだ。品行方正より威勢のよさを。いい子よりやんちゃな子を。ウィギンズが先頭に立って皆をぐいぐい引っ張るところを見たかった。だから!ウィギンズより前に出る奴は「誰だお前ーっ!!」と額にハチマキして拡声器で叫びたい気分でした。ウィギンズより目立っていいのは、、、ビリーだけだぞ!!

ちょっとオジーに何かと集中し過ぎな印象でした。まず現メンバーを掘り下げてくれないと、新参者を受け入れる素地が整わないというかさ!気持ちが追いつかなかったですね。現メンバーってウィギンズの他に誰だよ、といいますと。

キャラをもっと…

冒頭にイラスト付きで人物紹介がありました。他のイレギュラーズのメンバーもなかなか個性的で。
インド系の無口で背高なロアン。
仕立屋育ちのぶっきらぼうなエリオット。衣服製作は彼にお任せ。ただし、縫うのは布だけではないぞ!
いつも謝礼を気にしている、最年少で食いしん坊のエルフ。

ちょっとー!なんかめちゃくちゃ可愛いくて楽しそうな面々ではないですか!

しかし、キャラが存分に活かされていたかというと、出し惜しみさせられてる感じでやきもきしました。

もっとこう、イレギュラーズ目線で見た世界や、イレギュラーズのたくましい生き様、ウィギンズの統制ぶりなどを堪能したかった。イレギュラーズの肉付けにもの足りなさを感じましたね。もっとみんなのこと、知りたかったぜ…。

221Bで給仕をやっているビリー先輩ももちろん登場。登場させない理由がないですもんね。ただ、ほんのちらっとでした。残念。彼らにとってビリーは、、、恵まれてるよなぁ。

あとは、紅一点の口達者なパイラー。サーカスで出会う、占い師の娘。表紙にも載ってます。ちょっとこまっしゃくれていて出しゃばるタイプの女の子ですね。だって「ここはウィギンズが報告いたします!」って場面でも彼女がいいところ持ってっちゃって。

そこでウィギンズが悔しがってくれたらいいんだけど、さらっと流れてしまうんだよなぁ。うーん、なんだろう、Z・I・R・E・T・T・A・I。

ウィギンズにはもっと俺俺全開であって欲しかった。まっこと勝手な期待なんですけどね。要求の多い私であります。

ホームズさんとワトスン

事件のトリックや解決方法には個人的に全く主眼を置いてないので、事件解決に関してはホームズのお手伝い程度でちょうどよかったでした。余計なことすな!危ないことすな!ってホームズに叱られてたけど、ほんとそう。まあ多少リスクを冒してくれないと物語にならないんだけども。

ホームズ&ワトスンはさらっとしか出てこないところがいい、というか、ほっとしました。むしろ出てき過ぎなくらいだ。子どもの世界に大人が介入し過ぎると興冷めするから。

イレギュラーズにとってシャーロック・ホームズは重要な人物ではあるけど、まあそうは言っても「大人」だから。同じ境遇の、イレギュラーズの仲間がいちばん眼中にあるのだから。

それにしてもワトスンはぞんざいに扱われてました。私ワトスン大好きですけど、まあ、別にあれでいいと思います。あくまでこれはイレギュラーズの物語だから。彼らが尊敬するのはホームズのほうだしね。

彼らから見たらワトスンは「ホームズさんといっしょにいる凡庸な大人」いや「ホームズさんにいつもひっついてるおっさん」程度のもんじゃないですかね。「俺のほうがホームズさんのお役に立つ自信あるし!」くらい鼻息荒くね。そのくらいの距離感があって自然だと思います。彼らを認めるホームズが、特殊なんであって。

完結しないんかい

続編ありきで書かれたのか、てっきり解決すると思っていた事柄が語られずに終わり、しりきれとんぼでした。

続編の第2巻の表紙を見ると、謎の人物とともにオジーがさらに大きく描かれていて…目を背けること能わず。ウィギンズはどうしたウィギンズはー。路上生活感もまるでなし。

ただこのスカイエマさんという方のイラストはすばらしいですね。挿絵見たさに読む可能性大です。

以上。

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