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[書籍] 新注 不思議の国のアリス(東京図書/高山宏訳)

アリス読み比べ第5弾。
詳注付きのものもひとつ読んでみようと。

448900446X 新注 不思議の国のアリス
作:ルイス・キャロル
注:マーティン・ガードナー
訳:高山宏
画:ピーター・ニューエル
東京図書 1994-08

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ただし、注釈は詳し過ぎて挫折。。。
物語以外の読み物もありましたが、ここでは特に触れません。

全体の感想

文章
丁寧で、それでいて洒落も多く、読者を笑わせようっていう気概が伝わってくる文章でした。言葉で戯れるのがデフォルトですと言わんばかりに、あちらこちらで楽しげ。「〜ましたので」、「〜でしょうねえ」、「〜ですね」など、語りも混じってきますが、違和感なくむしろ自然でした。

やたら傍点が多いのが気にかかりましたが、原文で斜体にでもなってるんでしょうか?未確認ですが、とりあえず読みにくかったですね。

あと、やたら漢字を多用する傾向にあるような?

例)
  • 似而海亀
  • 懼龍犇(グリュホン)

懼龍犇ってすごい。

文章全体は、柔らかくて笑いに満ちているのに、時折「これ、こんな漢字にする必要あったの?」と思わせる箇所が出てきて、小石が挟まったような気分に陥ります。

グリュホンの鳴き声「百九縷々……」は面白かったですが!

挿絵
挿絵はピーター・ニューエルという方。
色がつぶれ気味のモノクロのみでしたが(本来はカラーだったりするのかな?)、剽軽な感じ。白ウサギの耳が垂れてるのが可愛い!ウサギの耳が垂れてる絵って珍しいかも。
動物と対照的に、人間の顔がものすごく世俗的で、わっるい顔してました(笑)

垂れ耳ウサギ - ニューエル画 不機嫌クイーン - ニューエル画

注釈
注釈は、なんかマニアックで読む気にならず、断念\(^o^)/ホームズでいうシャーロキアンLv.ではないだろうか!?(アリスの熱烈なファンって何か呼び方あるのかな?)

新書館のような軽めの注釈が自分にはちょうどよかったでした。作者の周辺事情にはそこまで興味がないものですから。英語の意味とかニュアンスとか解釈とか、時代背景とか、あくまで物語を楽しむために必要なうんちくが知りたいだけなんです。

小さな字で大量、ページ下部だけでは収まらず時には丸々1ページ割かれていることも。読みにくいことこのうえなかった!本文の続きを読もうとページをめくったら、一面注釈だらけだなんて。縄張りは守ってください。。


洒落まみれ

訳者独自のっぽい洒落が頻繁に出てきて面白かったです。

例)
  • 帽子屋「ずぼうしや」
  • お茶を飲んだなら無茶じゃない
  • ネムリネズミはチュウちょなく

三月ウサギは「兎(と)っ!」、似而海亀は「牛(もう)っ!」なんて言います。
この三月ウサギの口癖が、お茶会を後にしたアリスにまで伝染ってたのには笑った〜!さらには本文にも、ネムリネズミの口調「〜ネ。」が伝染してたりして。




そろそろ鏡の国も気になるところだけど、もう少し、読んでみたい訳が残ってるなぁ。

新注 不思議の国のアリス 新注 不思議の国のアリス
訳:高山宏
注:マーティン・ガードナー

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以上♪
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