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[書籍] 不思議の国のアリス(メディアファクトリー/村山由佳訳)

アリス読み比べ第4弾。

4840115109不思議の国のアリス
作:ルイス・キャロル
絵:トーベ・ヤンソン
訳:村山由佳
メディアファクトリー 2006-03-03

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全体の感想

トーベ・ヤンソンの挿絵は雰囲気は抜群ですね。もの憂げなアリスの絵が新鮮。まるっきり別の話のようでした。
新潮文庫(訳:矢川澄子)と同様、語尾が「〜なんだ」、「〜さ」、「〜だからね」などの語り文体ですが、こちらのほうが現代風でフランク
そして、なかなかの斬新設定でした。

関西弁にべらんめえ

というのも、

帽子屋が関西弁
例)「え?アホちゃうか」「さっぱりわからへん」

さらに、三月ウサギが江戸っ子
例)「まあワインでも飲みねえ」「いいから話せってんでい!」

度肝を抜かれました。

奇をてらってるようだけど、これがけっこう笑えて面白かった
お茶会がすっごくガヤガヤしていて、相当ににぎやかです。一気にキャラが濃くなった感があります。お茶会の名前も「くるくるパーティー」と来たもんだ。

そしてこの帽子屋と三月ウサギにど突かれるネムリネズミの「寝てないよ〜」、「やめてよぉ」も、ぴったり!そうそう、ネムリネズミのしゃべり方は自分の中ではこんなイメージなんだ!

他、「マジで」にもびっくりしたなぁ。

当たり前だけど、訳によって口調が180度変わるので、面白いですね。

愛しきキャラたち


糖蜜、糖蜜、うるさいいじられキャラのネムリネズミ。
何かとツイてないトカゲのビル。
「今のはシャレじゃ!」とか自分で言っちゃう王様。

などなど、
あれ?みんな実はこんなにもシュールでチャーミングだったのね(●´ω`●)!
なんだかたまらなく愛おしく思えてきました。

そういえば犬はしゃべらいな。出てくる動物はだいたいしゃべるのに。現実の普通の犬みたいだったなぁ。

セイブ・ザ・アリス

訳者あとがきより。
たぶん男なら誰もが胸に抱くであろう〈永遠の少女への純粋なる憧憬と保護欲〉のようなものを少しでも訳文に滲ませることができるならば、 …
そうだったのか。うーん、特に感じられなかったかな。語り口が優しいところとか?

「永遠の少女への純粋なる憧憬と保護欲」、このあたりはいろいろ言われているみたいですが、単に子どもが好きで、たまたま(もしくは当然?)異性の子どもが好きで、小さい女の子と友達になるのが得意な、シャイな数学者、ということでいいんじゃないの。よく知らないし知ろうという気もないけど、あんまり変な方向には考えたくないし。(写真の件は、そりゃ誤解されても仕方ないだろうと思うけど。)「小さな女の子を可愛く思う」のは「赤ちゃんを可愛く思う」と同じで、まず当たり前なことだしなぁ。純粋な人って、いると思うんだよなぁ。まあ、なんでもいいや。

過去の「手練の名訳」として、
  • 矢川澄子さん
  • 高橋康也さん
  • 柳瀬尚紀さん
が挙がってました。

柳瀬尚紀版も読んでみようっと♪


不思議の国のアリス 不思議の国のアリス
絵:トーベ・ヤンソン
訳:村山由佳

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以上♪
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