[書籍] ジョン、全裸連盟へ行く(John & Sherlock Casebook 1)

みかん

BBCドラマ「SHERLOCK」の贋作短編集。


4150311684ジョン、全裸連盟へ行く: John & Sherlock Casebook 1
北原 尚彦
早川書房 2014-09-10

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こんなタイトルだけど、はっちゃけ過ぎず下品過ぎず、むしろ真面目でカタいくらいの落ち着き様。抱腹絶倒とまではいかないけど、クスクス笑えて、まずまずの面白さでした。


ざっくり感想は続きから↓
(ネタバレなし)


ざっくり感想


読みながら目に浮かぶ映像は当然「SHERLOCK」そのものなんだけど、台詞回しが微妙にイメージと違うというか?ドラマのノリやテンポの良さは鳴りを潜めてたかな。私はドラマは吹替で馴染んでるので、字幕の雰囲気知らないんですけどね。ドラマはジョンの主観ではないけど、この短編はジョンの主観だから、そういう目線の違いもあるのかな。

まあでも読んでくうちに気にならなくなりました。勝手に自分好みに脳内補正しちゃってるんでしょうね。シャーロックは拗ねるし無礼だし上から目線だし、人のいいジョンは、この憎たらしいけど愛すべき相棒にしっかりと振り回されてました。そうこなくっちゃね!ジョンが振り回されないことには始まらないのだよ(笑)

シャーロックとジョン以外の人物があまり出てこなかったのがちょっと残念です。

あ、いつもなら私「ワトスン君」って呼ぶけど、ここはファーストネームで呼ばせてもらう!


ホームズ正典ネタだけでなく「SHERLOCK」のネタもあって、まあにやにやし放題!
あとがきによれば、経外典(外典)や戯曲からも採用しているんですね!へぇー!全く気付かなかった!
っていうか知らなかった!


全6話のタイトルは下記のとおり。


  • ジョンの推理法修業(How John Learned the Trick)
  • ジョン、全裸連盟へ行く(The Stark Naked League)
  • ジョンと人生のねじれた女(The Woman with the Twisted Life)
  • ジョンと美人サイクリスト(The Shapely Cyclist)
  • ジョン、三恐怖館へ行く(The Three Terribles)
  • ジョンとまだらの綱(The Speckled Rope)


「ジョンとゆかいな仲間たち」・・・と思わず付け加えたくなってしまうわ。
タイトルだけでもにやり。
トリック的には「三恐怖館」が、設定的には「まだらの綱」が好きかなぁ。
「三恐怖館」のアレ、ちょっと試してみたいもんな。アレとはちなみに犯罪ではありません、念のため(笑)

いずれも、ジョンが書いてるブログのボツ記事って扱いなんだと思うけど、ジョンがタイトルに自分の名前付けるとは思えないなぁ(笑)
いや、タイトルは我々読者側の世界の話なのか。あくまでジョンではなく著者が付けたタイトル。ジョンの世界では違うタイトルかもしくは未発表のままなんだろう。


元ネタのタイトルも載せておきます。これはネタバレにはなるまい。


  • ワトスンの推理法修行(How Watson Learned the Trick) ※経外典
  • 赤毛連盟(The Red-Headed League)
  • 唇のねじれた男(The Man with the Twisted Lip)
  • 美しき自転車乗り(The Adventure of the Solitary Cyclist)
  • 三破風館(The Adventure of the Three Gables)
  • まだらの紐(The Adventure of the Speckled Band)


《参考》
シャーロック・ホームズシリーズ - Wikipedia



「John & Sherlock Casebook 1という英語タイトルからして、続編もきっとあるんですね!?読みます!
個人的には「瀕死の探偵」、「三人ガリデブ」、「6つのナポレオン」あたりを美味しく料理してほしいです。ああ、あと「ヴァチカンのカメオ」も。もしかして、もう出てたりしないよなぁ私が気付かないだけで?(笑)いやいや、とにかく元ネタがドラマや既出の短編とかぶってもかぶらなくても全然いいですから。 また犬が光ったっていいし、何かの事件の後日談だっていいし、ジョンのお気楽な一日でもいいし、全裸連盟を引っ張ってもいい。爪あとが、こんなところまで…!ジョン「放っといてくれ!」みたいなね。オフシーズンの私の心の隙間を埋めてください(笑)


ジョン、全裸連盟へ行く: John & Sherlock Casebook 1 (ハヤカワ文庫JA) ジョン、全裸連盟へ行く: John & Sherlock Casebook 1 (ハヤカワ文庫JA)
北原 尚彦

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P.S.
来年のカレンダー、昨年に引き続き「SHERLOCK」にした。毎日目の保養じゃ(●´ω`●)

1780546114Official Sherlock Square Calendar 2015 (Calendars 2015)
Danilo Promotions Limited 2014-09

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以上♪
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Comments 2

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みかん">
みかん  
Re: タイトルなし

そう、こんな本が、出てたんですよ〜。

> 推理法修行は可愛い話だったので、
> パロディがどんななんだか、気になります。

可愛い話なんですね!?推理法修業って。読んでみようかな。

> たしかに、ジョンとゆかいな仲間たち(笑)も
> 微笑ましいけど、ジョンがつけたタイトルのほうが
> なんとなく、知りたいですね…洒落たタイトルつけそうで。

そうですね。なんか、凝り過ぎず簡潔に上手いタイトルつけそう!

> いつか、機会があったら、そして気持ちが整ってたら(笑)
> 読んでみたいです

是非是非〜!うん、気持ち大事(笑)

2014/12/05 (Fri) 12:10 | EDIT | みかんさん">REPLY |   
KMOK  

こんな本が出てたんですね~
みかんさんのおかげで知りました!
推理法修行は可愛い話だったので、
パロディがどんななんだか、気になります。
たしかに、ジョンとゆかいな仲間たち(笑)も
微笑ましいけど、ジョンがつけたタイトルのほうが
なんとなく、知りたいですね…洒落たタイトルつけそうで。
いつか、機会があったら、そして気持ちが整ってたら(笑)
読んでみたいです

2014/12/03 (Wed) 17:22 | EDIT | REPLY |   

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